「本格的な就職活動は大学を卒業してから」というアメリカですが、それでもすべての大学に就職課
(Career Service Office)が設けられています。
就職課では、在学生のための就職セミナーを催したり、専攻分野ごとに、その分野で活躍している卒業生を招いてディスカッションを開いたりするほか、履歴書の書きかたの指導や面接の練習をしてくれたりします。
希望者には、個別にキャリアカウンセリングも行われ、適切なアドバイスがされます。
求人情報やインターンの募集情報はつねにコンビュータのデータベースにアップデートされていて、在学生だけでなく新卒者も自由にアクセスできます。
大学によっては、個々の学生の履歴書をネット上にアップロードし、企業からアクセスできるようなシステムも築いています。
学生たちはこの就職課に、 3年生か4年生のときに訪れ、いろいろなアドバイスを得ます。
卒業後も(大学によっては期限付きですが)無料で利用できるので、多くの人が活用しています。