日本人ならではの効果的なReading術、それが日本語教材の活用です。
たとえば、アメリカ史の教科書を読む際には、日本語で書かれたアメリカ史の年表をかたわらに置いて読むと、とてもラクに読めます。
歴史の事実が英語と日本語で異なることはありませんから、英語で書かれた教科書であっても、その理解に日本語の教材は役立てられます。
またシェイクスピア劇を英語で読むのはとても大変ですが、和訳本があれば、内容をきちんと理解しながら読むことができます。
またインターネットでは、あらゆる分野の情報について日本語で情報を得られます。
たとえば「シェイクスピア批評」について読む場合でも、インターネットで日本語のサイトを参照しながら読んだほうが効率的でしょう。
シェイクスピアと近松門左衛門の共通点、なんて思わぬ発見もインターネットでは得られるかもしれません。
それをペーパーなどで表現できるのも、日本人留学生ならではです。
アメリカの大学の先生は自分の知らないことを知ることをとても喜びますので、日本的な話題は歓迎してくれます。
インターネットはいまやアメリカの大学生活には欠かせません。
これにより読書方法やリサーチのしかたがずいぶん様変わりしました。
もし専攻が決まっているのであれば、できるだけ早いうちに、その専攻分野について情報を得られる日本語のWEBサイトをブックマークしておくことをおすすめします。