アメリカでは全州で21歳以上にならなければお酒を飲むことができません。
アルコール類を購入する際には必ずID(身分証明書)の提示を求められます。
もちろんレストランやバーでも、IDなくしてアルコール類を一切飲むことはできません。
アメリカでの飲酒規制は、日本では考えられないほど厳正です。
アメリカで違法行為をしてそれが見つかると、強制退国にならないとも限りませんし、もしそうなったら、アメリカに再入国するのが困難になります。
キャンパス内の飲酒はつねに大きな問題となっていて、アルコールフリーキャンパス(Alcohol-free Campus)、つまりキャンパス内ではお酒を一切禁ずるといった大学もあります。
こういった大学のキャンパスで飲酒が見つかったら、年齢にかかわらず厳しい罰則を受けます。
タバコは、アルコールほど法的規制は厳しくありません。
しかし、アメリカの嫌煙志向は日本のそれをはるかにしのぎます。
公共の建物内は、いまではほとんどすべてが禁煙で、愛煙家はますます肩身の狭い思いをしいられています。
街を歩いていても吸殻が落ちているなんてことはありません。
タバコを吸う人は、きちんとマナーを守って、周囲の人に迷惑のかからないよう、十分な注意が必要です。
アメリカに行くとなかなかタバコが吸えないので、これを機会に禁煙する留学生も少なくありません。