教育学 Education

 

州の小中高校の先生になる、つまり教職免許をとるための課程と、そうでない課程とに大別される(一般には前者のほうが実習時間が長く、必須科目が多い)。


Educationと一言でいってもその範囲は幅広く、多くの場合、幼児教育(Early Childhood Education)、初等教育(Elementary Education)、中等教育(Secondary Education)、特殊教育(Special Education)のうちいずれかを選んで、それを集中して学ぶことになる。

 

また芸術学科にArt Education、体育学科にPhysical Education というように、多くの大学では分野別の課程も設けられている。

 

またCurriculum and Instructionといってカリキュラムと指導法の開発を学んだり、Education Technologyといって教育へのテクノロジーの導入をおもに学んだりする課程もある。

 

ほとんどの場合、教育実習が必須になっていて、地元の小中高校で実際に教科を相当時間数、受けもたなければならない。

 

教育学を専攻するのは、やはり子ども好きで、フレンドリーな人柄の学生が多い。

【関連分野】

心理学/教育心理学/児童心理学/発達学/看護学/体育

【卒業後の進路・就職】

アメリカ人の学生の多くは州内の学校の先生になるが、先生としてのキャリアを保つためには大学院教育が欠かせないので、いずれは大学院に学ぶという人が多い。

 

また大学院に進学してカウンセラーやソーシャルワーカ一、セラピスト、心理学者になるための勉強をする人も少なくない。

 

児童英語教育に携わったり、スクールカウンセラーの道を歩んだり、先生以外にもキャリアは考えられる。